土地の風土が創り上げた人々の匂い。旅先で見かけた、そんなちょっとした時の流れが僕は好き。


by iro-tavi

祈りの形

a0078807_11195880.jpg 人の遺伝子には古来から神を祀ることが刻まれているのかも知れない。それは祭りという形の祈願であり、その土地の風土と溶け合い、世界中の国々で今も続いている。今、僕が訪れているフィリピン・バギオという町でも先住民族である「イフガオ族」の土着の文化にこの土地の花をミックスさせた「PANAGBENGA/ストリート・パフォーマンス」と言う形で祀られ、それは一見「リオのカーニバル」にも似た、それでいてフレンドリーなフィリピンらしさが加わったフィエスタ(祭り)である。もともとフィリピンのフィエスタはキリスト教とスペイン統治時代の影響が色濃く残り、それは遺伝子レベルで受け継がれてきたかのようなラテン系の血筋を引いた開放感があり、魅了させられる催し物が多い。そんなパフォーマンスに従事する女性の動作1つ1つが沿道に群がる全ての人の遺伝子をノックしていたように感じられた。祈りの形は違うとも、日本人である僕にもそれは届いていた。

【フィリピン・バギオにて】
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by iro-tavi | 2008-06-14 11:21